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振袖・袴まるわかり情報

振袖⾖知識

お店の⼈に「成⼈式・⼆⼗歳のつどい当⽇は肌襦袢を着て来てくださいね」と⾔われ、
「肌襦袢」ってなに!?と思った⼈も多いはず。
基本的な振袖の名前を知っていると、役に⽴つことがあるかも?
この機会に振袖美⼈を⽬指して、⾖知識を増やしましょう。

基本的な振袖の名前

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着付⼩物の名前

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    ⾜袋
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    衿芯
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    三重紐
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    ⻑襦袢
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    裾よけ
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    肌襦袢
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    帯枕
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    帯板
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    コーリンベルト
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    伊達締
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    腰紐

その他の⼩物

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    袋帯
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    帯締
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    帯揚
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    伊達衿
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    半衿
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    草履
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    バック
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    髪飾り
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    ショール

知っておきたい振袖Q&A

成⼈式・⼆⼗歳のつどいに振袖を着るのはなぜ?
現代では成⼈式・⼆⼗歳のつどいに振袖を着ることが⼀般的になっています。
その由来は、古くは明治時代から未婚⼥性の第⼀礼装は振袖とされてきたことと⾔われています。
成⼈式は⼤⼈になったことをお祝いする儀式で、⽣まれてからたくさんの愛情をもらいながら⼤⼈になったことを家族で祝います。
同時に社会が成⼈を認めることでもありますので、式には最上級の正装で臨みます。
振袖は未婚⼥性が⾝に付ける⾐装の中で最上級の和装の正装となるのです。
正装をする場と⾔えば冠婚葬祭がありますが、「冠」にあたる成人式は、まさに人生の節目の行事だと言えるでしょう。
普段の装いとは違った華やかな振袖を着ることで、⾃分が⼤⼈になったことを⾃覚するとともに、家族などに成⻑した姿を⾒せ感謝を伝える意味があります。
振袖の「格」の違いはどこでわかるの?
洋服にもその場にふさわしい服装があるように、和装にも着物の種類「格」というものが存在します。
その中でも振袖の「格」は袖の⻑さにより決まり、主に以下の3つの種類があります。
袖が⻑いほど格があるとされ、正装に近いあらたまった⾐装となります。

■主な分類
・本振袖(⼤振袖)
袖の⻑さ:125cm程度
⽤途:花嫁⾐装

・中振袖(振袖はここに含まれる)
袖の⻑さ:87cm〜106cm※振袖は114cm
⽤途:成⼈式、謝恩会、初釜など

・⼩振袖(⼆尺袖)
袖の⻑さ:76cm〜86cm
⽤途:パーティや⼗三参り、卒業式の袴など
⽤途別にふさわしい袖の⻑さはありますが、着物の柄や⾝⻑とのバランスも⼤事になりますので、スタッフにお気軽にご相談ください!
振袖は何歳まで着ていいの?
振袖は未婚の⼥性が着る⾐装です。
初めての着物として七五三では7歳で帯を締めますので、帯を締められたら振袖も着ることができる年齢になったと⾔えますね。
また、厳密なルールとしての年齢制限はありませんが、20代後半〜30代前半あたりまでが⼀般的と⾔われています。
20代後半以降に振袖を着⽤する時には、着物の⾊合いや⼩物使いで落ち着いた雰囲気を演出したり、帯の結び⽅を⽮結びからお太⿎結びにしたり、半襟を無地にしたりと、⼤⼈にふさわしい⼯夫をするとよいでしょう。
着崩れを起こさないような⾝のこなしや、スマートな作法を意識し、上品な着こなしを⼼がけたいですね。